野田ヒロ子　-Hiroko Noda

東京音楽大学卒業、同大学研究生終了。研究科在学中、東京音楽大学給費留学生としてインディアナ大学に留学。同大学声楽科助手として2年間在職後、イタリアのヴェローナに留学。第9回(財)江副育英会オペラ奨学生。芹沢文子、K.バルロウ、P.フォルナザーリ、E.フェッラーリの各氏に師事。

産経新聞主催／東京国際声楽コンペティション優勝、プダペスト国際声楽コンクール第2位、ミラノのロゼトゥム・プッチーニ・オペラコンクール審査員特別賞。第38回日伊コンコルソ優勝。ハンガリー国立劇場での「ラ・ボエーム」のミミでオペラ・デビュー。2003年藤原歌劇団公演「ラ・トラヴィアータ」のヴィオレッタで日本でのオペラ・デビューを飾り好評を博した。

以後、「カルメン」ミカエラ、「こうもり」ロザリンデ、「ランスヘの旅」コルテーゼ夫人、「道化師」ネッダ、「アイーダ」アイーダ、「蝶々夫人」蝶々さん、「仮面舞踏会」アメリア、「トスカ」トスカ等で出演。2015年4月にはイタリア・プーリア州のトラエッタ・オペラ・フェスティバル「蝶々夫人」蝶々夫人出演。また、「レクイエム」「スタバト・マーテル」等の宗教曲のソリストとしても活躍。その豊かな音楽性とコントロールされた歌唱は高く評価されている。東京音楽大学非常勤講師。藤原歌劇団団員。サントリーホール　オペラ・アカデミー　コーチング・ファカルティ。