校友会岩手県支部今後の在り方について
過日、本支部の今後の在り方についてのアンケートを60名の会員に送付致しましたところ、20名の方々から回答がありました。その中で、これまでの取り組みに対する労いや、継続が難しい場合は支部活動の休止や解散も止むを得ないのではないか、といったご意見が多く寄せられました。こうした、ご意見を基に7月10日(水)に支部の今後の在り方について役員会で話し合いましたので、次の通りお知らせいたします。
1,役員の高齢化等による辞退者が増えてきている
- 「役員の任期は、2年で再選を妨げない。」となっているが、役員のなり手がいないことから継続している役員がほとんどである。
- 役員の高齢化や家事都合等により役員を退きたいという人や、役員を継続しても会計や企画等の実務は難しいという人が増えてきている。
- 校友会本部に対して、詳細な会計報告やコンサートを実施するに当たっても企画書・予算書等を提出しなければならなくなり、事務処理が大変になっている状況である。
- 会員も年々減少している状況であり、新たに役員をやっても良いという人がいない状況である。
2,若い会員が激減している
- 本県出身の東京音大卒業生は毎年度1~2名程度であり、0名の年度もある。そして卒業後首都圏で活動している人が多く、県内に戻ってくる人はほとんどいない状況である。
- 在校生や若い卒業生は、校友会について知らない人が多いのではないか。ホームページやSNS等で校友会の目的や活動内容等を知らせていくことも必要である。しかし、自分の利益に関わらない事柄には関心がない人が多いように思う。
3,首都圏でのコンサートを企画してはどうか
- これまで話題になっていながらコロナ禍等で実施できなかった首都圏で支部コンサートを企画してはどうか。以前支部の役員をしていただいた方々やこれまでの支部演奏会に出演していただいた方も多いことから、もう一度声掛けしてみてはどうか。
4,今後の方向性について
- アンケートの回答からも存続の要望が多かったことから、即活動の休止や解散の結論を出し難く、(可能性も含めて今年度中に)支部長が声掛けして首都圏での支部コンサートを企画してみてその結果を受けて、次の支部総会で決定することになった。